オンライン診療バイトを始めるなら考えたい「副業としての立ち位置」

医師がオンライン診療バイトを始める上で、「どの求人に応募しようか」と迷ってしまう可能性があると思います。

そのような時、私としては副業として「どのような立ち位置」でオンライン診療を捉えているのか、ということをまず考えてみてはどうかと思っています。

「立ち位置」と言われても分かりづらいかと思いますが、単純に言ってしまえば「メインのバイトなのか、サブのバイトなのか」ということです。

そこで今回は、オンライン診療バイトの「副業としての立ち位置」について書いてみたいと思います。

メインのバイトとして

オンライン診療バイトは、固定シフトの求人もあれば、希望制のシフトの求人もあります。この違いをまずは認識しておきましょう。

固定シフトで言いますと、「木曜の9時-17時」と出勤する日時が決まっているものです。一方、希望制のシフトとですと、基本的に出勤日の1ヶ月前ぐらいになって、「この日は暇だから朝から夜まで入ろう」「常勤先の仕事が早く終る予定だから、この日は夜のシフトに数時間入ろう」などと自由にシフトを提出できるものです。

メインのバイトですと、「研究日の1日をバイトに当てる」「土曜の午前中に勤務する」といったことになると思います。つまりは、毎週や隔週などでバイトに定期的に入ることになるわけですが、この場合、固定シフトもしくは希望制のシフトいずれでも選べるかと思います。

固定シフトも選ぶこともできますし、希望制のシフトであれば、スケジュールに空きがあった場合、バイトを増やすこともできます。このあたりはご自身の都合に合わせて働くことはできると思います。

ただ、希望制のシフトでは、ドクターのシフトが集中すると「働きたくてもシフトを入れられない」というデメリットもあります。固定シフトの場合、安定的に勤務できるというメリットがあるわけです。このあたりはメリットとデメリットを天秤にかけて考える必要があります。

サブのバイトとして

常勤先のバイトに加え、非常勤で定期的にバイトをしているドクターの場合、さらに「第二のバイト」としてオンライン診療バイトに入ることもできると思います。

この場合、常勤先の都合もあったり、「ちょっと多忙で疲れているから、オンライン診療バイトを減らそう」といったスケジュールの調整が必要になる可能性もあります。そのため、できることならば希望制のバイトにしておくことが無難かなと思います。

ただ希望制のシフトの場合、「毎週4時間以上の勤務必須」など最低の勤務時間が条件として盛り込まれていることもありますので、その必須勤務時間も入職前にしっかりとチェックはしておきたいところです。

以上です。
もしこれからバイト探しをされるということでしたら、まず「副業において、オンライン診療バイトをどの立ち位置に考えるのか」をお考えの上、シフトを考慮して求人にエントリーしてみてはいかがでしょうか。

なお、私はエムスリーキャリアや、マイナビDOCTORの求人サイトでエントリーし、バイトを始めました。もしこれからお探しということでしたら、まずはこれらのサイトからご登録いただくことをおすすめします。

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