【2024年版】在宅でAGA治療の「オンライン診療バイト」を行うための完全ガイド

在宅でのオンライン診療の中で、「AGA治療」が私としては最もおすすめできると思っています。その理由としては、

1) オンライン診療バイトの中で、専門医による精神科バイトに次いで時給が高い傾向にある。

2) 使用する薬剤が決まっていて(ミノキシジル、フィナステリド、デュタステリド)、特性・副作用・注意点などを一度覚えてしまえば他院でもつぶしが効く。

3) 求人数も比較的多く、採用されやすい。

4) 未経験であってもマニュアルやトークスクリプトなどがクリニックによって用意されており、参入しやすい。

などが挙げられます。

ですので、もしオンライン診療バイトを始めようとお考えでしたら、AGA治療をまずはご検討いただいてはいかがでしょうか。今回の記事では、バイトを行うための流れについてお伝えできればと思っています。

オンライン診療バイトを開始するまでの流れ

オンライン診療バイトを開始するまでには、基本的には次のような流れとなっています。一般的な外来診療バイトと異なる部分もあるため、ご注意ください。

オンライン診療研修を受講:厚労省がe-learning形式で開催している研修を受けておきましょう。求人によっては、必須となっているものもあります(詳しくはこちら)。

求人探し/求人選び:基本的には求人紹介会社のサイトを調べて、希望条件に合う求人を探します(求人探し・選びのポイントはこちら)。

求人への応募、採用面接:希望の求人に対して応募を行い、書類選考の後に採用面接を受けることになります。採用面接については、ZOOMやGoogle Meetなどを使用したオンライン面接がほとんどです。

勤務開始:採用となった場合、勤務についての説明(オンライン)、トライアル勤務などを経て本採用となるところが多いです(トライアル勤務は、クリニックで実施するというところもあり、確認が必要です)。自宅でのオンライン診療バイトの場合、「スマホだけで完結」という場合もありますが、基本的には自分のPCを使用して勤務となると思います(PCが貸与されるところもあります)。

勤務先によっても働き方(システム、マニュアル、使用するツールなど)はかなり違いがありますので、勤務開始後にある程度は「慣れ」が必要となると思います。

オンライン診療研修を受講

厚労省がe-learning形式で開催している、「オンライン診療研修」をまずは受けておきましょう。

オンライン診療を実施する医師は受講しておくべきですし、バイトの採用条件として「オンライン診療研修を受講しておくこと」を挙げているところも多いです。よって、オンライン診療バイトを始める上では、こちらの研修は避けては通れません。

受講が修了し、ミニテストに全て合格すると、「修了証」をダウンロードできます。こちらの提出を求められることもありますので、保存しておきましょう。

なお、申し込みや詳しい受講方法については、

厚労省「オンライン診療研修」の受講方法を分かりやすく解説します
オンライン診療のバイトでは、「オンライン診療研修」の受講を必須としている求人が多くなっています。 そもそも、「オンライン診療の適切な実施に関する指針」の中でも、「オンライン診療に責任を有する者として、厚生労働省が定める研修を受講することによ...

に記載しておりますので、ご参考にしていただければと思います。

オンライン診療バイトのメリット・デメリット

自宅でAGA治療のオンライン診療バイトを始めてみて、良いところもあれば難点もあります。やはり経験してみて分かること、というのもあり、始める前に理解しておくということも大事だと思います。

もちろん、全ての人にとってメリット、デメリットとなるということではないかと思われますが、私自身が実際にバイトをやってみたことを通じて感じたことについてここではお伝えしたいと思います。

また、このオンライン診療バイトの特性として、求人ごとに働き方や待遇で大きな差があるということもあり、あくまで私の経験談として捉えていただけますと幸いです。

メリット1 この上ないタイパの良さ

当然のことながら自宅で働くということになれば、「通勤時間ゼロ」となります。始業ギリギリまで自由時間ですし、終業時間がくればそのまますぐ晩酌することも可能です。

こうしたタイムパフォーマンスの良さは病院・クリニックでの勤務ではなかなか享受することはできないと思います。私の場合、かなり辺鄙なところに内科外来のバイトをしに行っていたということもあり、そこからするとまさに天国です。

しかも、夏の暑い/冬の寒い中、わざわざ通勤せずとも快適な自宅で働くことができます。暑さ寒さに弱い私にとって、これもまた非常に大きなメリットとなっています。

メリット2 スキマ時間の活用

AGAの診療で、予約があまりない時間帯というのも場合によってはあり、その時間は自由に過ごすことができます。

クリニックの場合、やはり周りの目もありますから、漫画を読んだり連続ドラマを消化することはなかなか難しいと思います。ですが、自宅であればそうしたスキマ時間を活用することができるわけです。

日頃、多忙な勤務医の先生方は特に、なかなか自由時間を作ることは難しいでしょうから、こうしたスキマ時間で休めるというのはメリットとなりうるのではないでしょうか。

メリット3 引っ越しなどに左右されない

家族の都合、あるいは医局の派遣などによる都合で、引っ越しを余儀なくされることもあると思います。その場合、バイト先が遠くなってしまい、辞めなければならない、ということもあるでしょう。

バイト探しをして、運良く条件に合うバイト先が見つかれば良いですが、そう上手くいかないこともあるわけです。

ですが、自宅でのオンライン診療バイトであれば辞める必要もなければ、新たなバイト先を見つける必要もないわけです。転居によって左右されない、場所を選ばずに働けるというのも大きなメリットの一つだと思います。

デメリット1 環境に左右される「自宅」バイト

「自宅」でのバイトと言いますと、独身の方であれば「静かで快適な環境」となるわけですが、家族、特に小さな子供がいる家庭ですと、そうはいかない場合もあります。

実際、私にも幼い子供がいるわけですが、「パパはこれからお仕事だから、部屋に入ってきちゃダメだよ」と言い聞かせているのに、遊んでもらいたくて入ってきてしまうこともあったりします。

このあたり、やはり「落ち着いて自宅で働けない」環境ですと、自宅バイトはデメリットともなるわけです。

デメリット2 安定しないバイト収入

私が働いているバイト先では、固定シフトではなく、自分で自由に「この日の18時から20時まで働きたいです」と事前にシフトを出せば働けるというシステムになっています。

ですが、「19時から20時はあまり患者さんがいないので、19時までにしてください」とバイト時間の削減を依頼されることもあります。その分、予約が集中しやすい土日に入れるということもできますが、患者さんの予約数に左右され、ややバイト代が安定しにくいというデメリットはあります。

ですので私としましては、別の固定勤務の非常勤バイトを持っておいて、オンライン診療バイトは「第二のバイト」とすることがおすすめかな、と思っています。無理せず、そこまでがっつかず多少バイト代が増えればいいかな、といった感じで働いています。

デメリット3 「慣れ」はある程度必要

最初の壁としては、電子カルテ、予約管理システム、患者さんとのビデオ通話ソフト、スタッフと連絡のやりとりをするコミュニケーションツールなど、クリニック側が使用している様々なツールやシステムの使い方を覚える必要があります。この時点で、マニュアルで一つ一つ確認していくことに「うわぁ…これは大変だぞ」と感じると思います。

そして、第二の壁となるのが、日頃、あまり自由診療に携わってこなかったドクターにはAGA診療などに慣れる必要があるということです。薬剤名、薬剤の特徴、処方基準、副作用対応といったことや、接遇でも普段の診療とは異なる部分は多いと思います。

第三の壁としては、「オンライン診療特有」のトラブル対応です。自分自身、そしてスタッフがそれぞれの場所で勤務するため、連絡ミスや、コミュニケーションが上手くとれずにミスが起こることもあります。また、そこからお客さんからのクレームに発展することもあったりするわけです。このようなオンライン診療バイト特有のトラブルにもまた、臨機応変に対処する必要があったりします。

こうしたいくつもの壁に「慣れ」ていく必要があります。ただ、慣れてしまえば難なく対処できるはずですので、「しばらく大変な時期はある」と思っていただければと思います。

求人探し・求人選びについて

求人選びについてですが、「求人探しの方法」「求人選びの注意点」「求人選びのポイント」に分けてそれぞれ書いてみたいと思います。

バイトを始めるに当たって、肝となる部分ですので、ぜひこちらのパートについてよくお読みいただければと思います。特に、悩んでいるポイントについて、

・なかなか良い求人がないとお困り→求人探しの方法

・どの求人を選んだら良いかよく分からない→求人選びの注意点、ポイント

・専攻医などでバイト未経験→求人探しの方法、求人選びの注意点、ポイント

を重点的にお読みいただければと思います。

求人探しの方法

求人を探す方法として、私も利用しているサイト「民間医局[PR]」で方法をお示ししたいと思います。

まずはトップページから、「定期非常勤求人」をタップします。

定期非常勤求人の検索ページで、下部のキーワード検索で、「オンライン」で検索します。これだけで、オンライン診療の求人が表示されます。

では次に、「マイナビDOCTOR[PR]」の検索方法ですが、まずトップページから「求人検索」をタップ。

「非常勤」を選択します。そして下部にスクロールしていきます。

「こだわり条件」のところで、「オンライン診療」をチェックして検索すると求人が表示されます。

求人選びでの注意点1 勤務場所

オンライン診療バイトの求人選びで、注意して見た方が良いのがまず「勤務場所」です。オンライン診療のバイトと一口に言っても、「自宅で勤務(フルリモート)」「クリニックや病院に出勤して勤務」という違いがあります。

また、さらには「最初の2~3回はクリニックへ出勤してもらい、慣れてきたら自宅で」というタイプの求人もあります。求人に応募する前に、ぜひとも「自宅で勤務可能なのかどうか」というところはチェックしましょう。

また、クリニックが自宅から遠いと、トライアルの出勤が大変になります。最初から自宅なのかどうかというのはしっかり確認しておきたいところです。

求人選びでの注意点2 時給の表示

時給が「固定」のところはいいのですが、中には成果報酬型のところもあります。つまりは、「基本時給+診療数に応じてインセンティブあり」ということがありますので、注意が必要です。

具体的には、「時給1万円」と思っていたところ、実際は「ベースとなる時給5千円+診療4人目から1人につき千円」で、「平均でおおよそ1万円になる」という表記のところもあったりするわけです。

この場合、ある程度の患者数が確保できているクリニックであればいいのですが、あまり患者さんがいなくて時給1万円に程遠い…ということもあります。

求人選びでの注意点3 シフトについて

オンライン診療ですと、「月曜 18時から21時」という固定でのシフトのところもあれば、「自分で、入りたいだけシフトを事前申請して下さい。週に最低6時間以上入れてくれればいいですよ」というところもあります。

「え?それなら、自分で自由にシフト入れられる方がいいじゃん」と思うかもしれませんが、それはそれで「あまり患者さんがいないので、この時間はシフトから削除してもらいます」と、大幅にシフトを減らされたりすることもあります。

シフトが大幅に減った結果、月のバイト代が大幅減…ということにもなりかねません。

それならば「固定シフトで入る」というバイトの方が、安定的に稼げるとも言えます。このあたり、どのようなシフトなのか、患者数の確保は十分かといったところは確認したいところです。

求人選びでの注意点4 ドタキャン・時間減問題

自宅でのオンライン診療バイト、特に「自分でシフトを申請して勤務する」システムのクリニックですと、実はクリニック側から「ドタキャン」をされたり、あるいは急に「時間を減らしてくださいね」と言われることがあります。

その場合、実はクリニックによって対応が異なっており、

・補償なし→勤務なし、バイト代なし。
・補償あり→基本給(インセンティブなし)を支払う。

となっていたりします。時給1万円以上のバイトの場合、保証なしですとかなりダメージが大きいです。

ですので、やはり入職前、採用面接などでぜひ「シフトのキャンセル、あるいは時間を減らすよう要請があった場合、その補償はどのような形となっていますか?」と確認をしておくことは重要だと思います。

求人選びのポイント1 バイトの難易度について

バイトの難易度は、実はかなりクリニックによって差があります。「新患10分、リピーター5分」でどんどんとさばいていかなければならないクリニックもあれば、時間的な余裕が結構あるクリニックもあります。

AGA治療、そしてオンライン診療にあまり慣れていない状態ですと、次から次にわんこそば状態で診療をしていったり、多い項目をテキパキとチェックしていかなければならないというのはかなり厳しいと思います。

キャンペーンを次々に打ったり、マニュアルがコロコロと変わって、それに対応するのが大変なクリニックもありました。

少なくとも、1時間あたりの診療数などはチェックして、あまりにタイトなところは未経験な内は避けるといったことが必要なこともあると思います。

求人選びのポイント2 システム・ツール関係について

オンライン診療ですと、クリニックによってどのようなシステムやツールを使うのかということはかなり違いがあります。

電子カルテ、オンライン通話ツール、スタッフとの連絡ツールをスマホやPCに導入した上で、使い方を覚える必要があります。

初めてのオンライン診療バイトで、私はまずここで挫けそうになりました。マニュアルがしっかりとあるかどうか、どのようなシステムやツールを使ってるのかというのも、事前にチェックしておいた方がいいと思います。

求人選びのポイント3 クリニックの経営状態について

AGAのオンライン診療バイトは、クリニックによって患者数の違いがかなりあります。新規クリニックですと、なかなか集客できず、短期で閉業をすることもあったりします。

バイトを始めたものの「閉院です…」という憂き目に遭わないように、ある程度、開院から年数が経っているオンライン診療クリニック、あるいは個人ではなく大手IT企業が経営するクリニックなどを選んでおく方が望ましいかと思われます。

広告・宣伝費がある程度かけられるクリニックではないと、収益を上げるのは厳しいというところがあります。「どの会社が実質的に経営しているクリニックなのか」というところはしっかりと見ておく必要があると思います。

採用面接対策

求人選びの結果、希望の求人に応募しますと、次は書類選考と採用面接です。自宅でのオンライン診療バイトですと、基本的には、オンラインで採用面接を行うところが多いと思います。

私も、ZoomやGoogle meet採用面接を受けました。また、オンライン面接とは言え、やはり格好はしっかりしておくべきと考え、スーツにネクタイ姿で面接に臨んでいます。

基本的には経歴などではなく「接遇を重視」するバイトとなっています。採用面接では、以下のようなことがチェックされるようです。

・笑顔で対応できていて、感じの良さが伝わってくるか(上から目線、気難しい感じは特にNGです)。
・言葉遣いに問題はないか、受け答えがしっかりとできるか。
・常勤先の仕事場からの呼び出しなどで、急な欠勤は多くないか(オンコールや呼び出しが多い外科のドクターはNGを出される可能性があります)。

AGA診療の経験や、オンライン診療の経験があると、やはり「即戦力」として採用される確率は高くなると思うので、経験があるならアピールしておきましょう。

採用面接の具体的な流れ

採用面接の形式としては、やはりいずれもオンラインで行われ、ZOOMもしくはGoogle Meetでのミーティングで受けました。

採用面接の面接官はクリニックを実質運営する企業の社員であり、そこに管理者である医師、Web会議ツールで求人紹介会社の担当者が参加するという形で採用面接が行われました。基本的には面接の進行を行うのは企業の社員であり、医師は最後に質問を行うといった感じでの関わり方です。

採用面接では、まず今までの経歴を含めて自己紹介するように促されて、そこからクリニックの運営方針、診療の実際などについて説明を受けるという流れでした。

そこから「経験」についての質疑応答が行われ、オンライン診療、あるいはAGA治療についてどのような診療経験があるのかについて質問されます。ですので、採用面接前にオンライン診療などについて経験がある場合は、簡潔にまとめておきましょう。

「オンライン診療にどうして興味を持っているのか?」「どうしてこの求人に応募してきたのか?」といったところは、必ずではありませんが聞かれることがありますので、答えを用意しておくとよろしいかと思います。

最後に、「質問がありましたら」と言われますので、不明な点、疑問に思っている点がありましたら質問しましょう。

採用面接後の流れについて

採用面接の後、合否が伝えられることになりますが、場合によっては「二次面接」が控えていることもあります。

また採用/仮採用となった場合、求人によって次のようなケースがあります。

・そのまま採用
・採用されるが、試用期間あり(3ヶ月ごとに契約更新)→その後、本採用
・トライアル勤務→最終的な採用の可否が決定

試用期間であったり、あるいはトライアル勤務で落とされるということももちろんあります。また、採用後にもクレームが多かったり、アンケート結果が悪かったりしますと、「契約終了」ということもありますので、注意が必要であったりします。

私が実際に受けた「オンライン診療バイトの採用面接」の具体的な内容と質疑応答
オンライン診療クリニックに非常勤バイトを行う上で、当然のことながら採用面接を受けることになります。私は5つの施設で面接を受けており、その内容がどのようなものだったのか、質疑応答はどういったものだったのかについて今回は書いてみたいと思います。...
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