「自宅でのオンライン診療バイト」をやっていて改めて思う3つのデメリット

私は、完全在宅でのオンライン診療バイトを始めて、約4ヶ月というところです。この調子でもうしばらく続けられそうかな、という印象ではあります。

始める当初は、「自宅で働けるなんて最高じゃん」と思っていたわけですが、やはり物事には良い面もあれば悪い面もあるもので、「自宅でのオンライン診療バイト」にもデメリットがあったりします。

そこで今回、4ヶ月経過した時点での「改めて思う3つのデメリット」について書いてみたいと思います。

医療的な業務以外も実は結構ある

対面での外来診療ですと、近くに控えていてくれる看護師さんやMAさんがササッとサポートしてくれて、医師は「診療だけしていればいい」というような体制になっていることが多いと思います。

ですが、自宅でのオンライン診療バイトですと、なかなかそのようにはいきません。オンライン診療ですと、フロントに立っているのが医師ということもあり、患者さんから「クレジットカードを変えたいので、スタッフに伝えて欲しい」「薬の料金についての問い合わせ」「薬が届かない。なんとかして欲しい」なんて問い合わせを受け、対応を必要とすることもあります。

また、スタッフと共有を行う必要があることも、自らSlackなどのコミュニケーションツールを使って知らせる必要があったりします。このような医療的な業務以外のことは結構あるな、というのが実際のところです。

裏を返せば、外来診療でMAさんがついてくださってるのは、本当にありがたいことだと身に染みて分かりました(笑)

コミュニケーションツールだけでのやりとり

電話を含め、スタッフと直接対面で相談できるというのは、サポートを受けていて「伝えやすいし、伝わりやすい」と感じることが多いです。

一方で、コミュニケーションツールによる文字だけでのやりとりでは、「ん?」と思ったり、ニュアンスが伝わらないなぁともどかしく思ったりすることもあります。

しかしながら、スタッフは多くの患者さんや医師とやりとりをする必要があり、コミュニケーションツールでのやりとりしかできない、というのが現状です。その点、「サポートを十分に受けられる」ということではないため、バイト開始当初は大変だった記憶があります。

バイト時間が短くなることも

これは全てのバイト先に当てはまることではありませんが、私の勤務先はシフトを自分で決められるので、事前に「16時-20時」などと決めることができます。

ですが、患者さんが「19:00までしかいない」ということになりますと、19時までしかバイト時間としてカウントされず、19:00-20:00のバイトが自動的に「なし」となってしまうこともあります。

せっかく時間をとっていても、患者さん不在で「バイトができない」ということもあるわけです。これは結構痛いなぁと私としては思っています。出勤時間・退勤時間が決まっている対面診療の外来バイトなどでは、このようなことはないので、デメリットの一つかな、と思っています。

最近では、バイト時間が短くなって、逆に余暇時間として使えることもできますので、「時間もあるし、早めに飲みに行くか」と考えるようにしています(笑)

以上です。

ただ、こうしたデメリットを上回るメリットが「自宅でのオンライン診療バイト」にはあると思っています。例を挙げれば、

・煩わしい人間関係はゼロ

・他のバイトに比べて使える時間が増える(通勤時間ゼロ、スキマ時間を自由に使える)

・リラックスできる空間での勤務が可能

・採血などの手技が苦手でもOK

・当直バイトに比べて時間的制約を受けにくい。

・常勤先の勤務と折り合いを付けやすい。

・自由診療バイトの求人が比較的少ない地方でも勤務可能

私が経験して感じた、医師が自宅での「オンライン診療バイト」を行うことの3つのメリット
オンライン診療バイトを実際に開始してみて思うことは、慣れるまでの間は「うわ、これは大変だ…」と思うことも多かったのですが、実際に続けてみると「メリットが多いな」と感じることの方が多いように思います。 実際にクリニックや病院で診療を行うことと...

などです。

私は実際、メリットがデメリットを上回り、「やってよかったな」と思っています。当然、経済的にも潤いますし(月25~30万円程度)。

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