私が初めて行ったバイトは、先輩に代わりを頼まれた透析バイトで、「トラブルが起きたらどうしよう…」とドキドキしていたのを覚えています。その後は、「あ、バイトってこういうものか」と分かったのもあって、予防接種バイトなどを行っていました。
医師のバイトと言ってもその業務の種類は数多くあり、「どのバイトをやろうか」と、専攻医の先生方は初めてのバイトで悩むこともあるかもしれません。
私としては、AGAのオンライン診療バイトはオススメできると思っており、その理由について書いてみたいと思います。
マニュアルが用意されているところが多い
AGA診療のバイトですと、処方基準や、診療をどのような流れで行ったらいいのかという「トークスクリプト」などが用意されていることが多いため、「診療の知識・経験はあまりいらず、しっかりとマニュアルを覚えればいい」ということが言えます。
そのため、「内科外来のバイト」「一人で内科当直でのバイト」などよりは、ハードルとしてはかなり低いのではないか、と思われます。ですので、経験に乏しい、診療の知識が少ないことでの不安を感じていらっしゃるドクターにとっては、とっつきやすいバイトであると思われます。
初診患者の既往歴チェック・内服薬の飲み合わせチェックなどができればいいですし、それすらカウンセラーが事前にやってくれるところもあります。あとは既に通院されている方の血液検査結果のチェックなどができれば対応可能だと思います。
また逆に、こうしたマニュアルがしっかりしているからこそ、「専攻医/後期研修医OK」というAGAオンライン診療のバイト求人も結構あるということが言えるわけです。
専攻医ならではの働き方の問題
専攻医ですと、時間外の問い合わせや呼び出しも多くある可能性があるのではないでしょうか。「当直で一晩拘束される」というのはなかなか厳しいことも考えられます。
オンライン診療バイトであれば、「土曜の午後勤務」や「平日の1日だけ夕・夜診勤務」などといった働き方もできますので、その点は拘束時間も短めで、対応しやすいのではないでしょうか。
また、残業で「病院まで、当直の開始時間に間に合わない…」ということも考えられますが、これもオンライン診療であれば、「常勤近くのネットカフェに飛び込んで診察」なんてこともできますので、専攻医ならではの働き方の問題もクリアできるのではないでしょうか。
将来性を見据えての「オンライン診療」
オンライン診療を取り入れるクリニックや病院はこれからも増えるでしょうし、バイトの求人としても「オンライン診療必須」というところは増えてくると思われます。
その点、早めにオンライン診療の経験を積んでおくことは、これからのバイトの選択肢の幅を広げる意味でも有益なことであると思われます。
まだまだ経験者が少ない現状ですので、「オンライン診療の経験を既にしている」という点で他の求人への応募者たちに差をつけることができるのではないでしょうか。将来性を見据えて、早めにオンライン診療へ携わっておくことのメリットは大きいのではないでしょうか。
以上です。
もしオンライン診療バイトにご興味がありましたら、エムスリーキャリア
や、マイナビDOCTOR
に求人掲載されていることがありますので、ご登録の上、お問い合わせしてみてはいかがでしょうか。
