自宅でのオンライン診療バイトを始める際にチェックすべき求人票の意外に大事な「3つのポイント」

医師の方々であれば、バイトをされている方も多く、「バイトの求人票」も見慣れている方も多いと思います。ですが、オンライン診療バイトとなりますとちょっと色合いが異なっています。

ともしますと、「あれ?思っていたのと違うな…」と面接や入職後に思われて、戸惑ってしまうこともあるかもしれません。そこで今回は、自宅でのオンライン診療バイトを始める際に、チェックすべき求人票の意外に大事な「3つのポイント」について書いてみたいと思います。

この記事をお読みいただければ、ドクターがいざバイトを始めてみて感じてしまう、戸惑いなどを減らせると思われます。

研修期間や試用期間の存在

フルリモートで、「自宅での勤務が可能」と謳っているバイトでも、実際は「最初の一ヶ月はクリニックで勤務してもらいます」という求人もあったりします。この一文を見逃してしまいますと、「最初から自宅での勤務と思っていたのに…」と思って戸惑ってしまう可能性があります。

また、自宅から遠い場所にあるクリニックですと、「試用期間で通うのが大変で…」ということもあったりしますので、求人票でクリニックの所在地などをチェックしておくことも大事です。

さらには、試用期間が設定されていることもオンライン診療バイトでは多いです。やはりある程度のITリテラシーがないと厳しかったり、自由診療で「接遇に問題あり」などと思われてしまいますと、試用期間で「契約延長なし」とされてしまうこともあります。

採用されたはいいものの、「短期間で契約打ち切り」ということがないように、しっかり言われたことは対応するようにすることも大事なポイントです。

インセンティブ制について

オンライン診療バイトですと、「対応した患者数に応じて時給に報酬がプラスされる」というインセンティブ制をとっているところも多いです。

時給5千円以下と、対面診療よりはかなり安めに時給が設定されている求人も少なからずあります。時給5千円で「患者1人に500円インセンティブ」とされていた場合、「1時間に10人診療すれば時給1万円だな」なんて取らぬ狸の皮算用をしておりますと、「あれ…3人しか診療できていないぞ。時給6500円か…」なんて落胆をしてしまう可能性もあります。

求人票には、「1時間あたり3~10人程度」などと表記されていることもあり、それらの人数もあくまで想定であり、インセンティブを期待しすぎないことも重要なことだと思います。

サポート体制の程度は重要

求人票にはあまり詳しく書かれていないことですが、クリニック側のサポート体制が厚いか否かというのは結構重要です。

勤務時間内でスタッフが常時サポートしてくれているのか、また診療上困った時にどれぐらいのレスポンスの速さで対応してくれるのか(スタッフの人数にもよります)といったところは面接時などで質問しておいた方がよろしいかと思います。

クリニックによっては、「電話での相談可能」というところもあり、やはりメールやチャットツールなどよりは実際に話をして相談できるところは心強かったりします。

以上です。
基本的には上記のようなことを求人票で読み解く、あるいは求人を出している側に問い合わせをすることは大事だと思います。

もしオンライン診療バイトにご興味がありましたら、エムスリーキャリアや、マイナビDOCTORに求人が掲載されていることもありますので、ご登録の上、ご希望の求人をお探しいただいてはいかがでしょうか。

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