「オンライン診療」のバイトと言いますと、以下の3つのように大きく分類されます。
・自宅でオンライン診療
・クリニック、病院でオンライン診療
・外来診療や訪問診療待機との組み合わせ
なお、これらの分類についての説明、メリット・デメリットについては、
こちらの記事に記載しておりましので、ご参照ください。
「オンライン診療のバイトをしたい」とお考えのドクターの方々が考えておられるのは、大体「自宅でオンライン診療」に当たるのではないでしょうか。これは完全に在宅で、通勤が不要な形式です。
ですが、この「在宅でのオンライン診療バイト」に始めるにあたっても、「研修・トレーニング」について、以下のような注意すべきポイントがあります。
研修・トレーニングの有無、期間
まずチェックしたいのは、「研修・トレーニングの有無」です。クリニックや病院によっては、「別にウチは研修とかやってないよ」というところもあります。
また、「ウチは、機器や電子カルテに慣れてもらうまでの研修期間があるよ」というところもあれば、「ウチはしっかり対面での研修をやってもらって、認められたドクターのみ在宅でお願いしています」といったところまであります。
このように、研修・トレーニングの有無、期間は求人募集をしている施設によってまちまちであり、どの程度のものなのかは応募の時点で確認をしておきたいところです。
研修・トレーニングの形式
次に、「研修・トレーニングの形式」です。これについては、
・医療機関に行って、実際に研修のみを受ける。
・医療機関で、ある程度働きつつ覚えてもらう。
・自宅でオンラインによる研修を行う。
といったパターンがあります。そもそも在宅でのバイトを望んでいるのだから、「研修もオンラインでやって欲しいよ」という希望があったとしても、そこはやはり施設の意向が優先されるわけであり、ここも応募の時点でしっかりと確認をしておきたいところです。
近場のクリニックであれば、通うのも苦ではないですが、遠方だとそうもいかないですからね。やはりどのような形での研修・トレーニングなのかも確認しておきたいところです。
研修・トレーニング期間の報酬
求人によっては、「患者さんを診療することによって、インセンティブが発生して報酬がアップする」というところもあります。
オンライン診療自体、まだ利用者が限られていることもあり、「時給は低く設定し、患者さんを診療するだけ報酬がアップする」というシステムのところは結構あるわけです。
逆に言えば、「診療を行わない」研修のみの時間は、インセンティブが発生しないことになりますので、「時給が低い」と感じることもあるかもしれません。ですので、この点もあらかじめ認識しておいた方がいいかもしれません。
私も「郷に入りては郷に従え。バイトで研修・トレーニングはある程度必要なこと」と割り切っていました。ちょっと我慢すれば自宅でリラックスしつつ働けるわけですしね。
以上です。
「オンライン診療バイトをやってみたい」ということでしたら、エムスリーキャリアに求人が掲載されていますので、まずはご登録の上、お探しいただいてはいかがでしょうか。
また、実際に私がどのようにオンライン診療求人を探しているかの方法につきましては、
こちらの記事にまとめておりますので、ご参照いただけますと幸いです。