自宅でのオンライン診療バイトは「今あるバイト」にプラスしてできる

自宅でのオンライン診療バイトのメリットは、なんと言っても「通勤時間がかからない=移動せずに済む」「自宅でゆったりとした環境で働ける」というところだと思います。つまりは、時間的にも、身体的にも負担は他のバイトに比べて少ないわけです。

ですので、「今やっているバイト」にプラスしてできる可能性が高いのではないか、と思われます。実際、私も対面での内科外来のバイトに加えてオンライン診療バイトをやっています。

フレキシブルな診療時間

私の勤務しているAGAのオンライン診療バイトですと、シフトを自ら出すことが可能ですので、基本的には夕~夜間の時間を使って勤務しています。

他の求人を見ても、夕方から始まるというバイトも結構あり、土日の半日、3時間からという条件を選べるところもあったりします。こうしたある程度フレキシブルな勤務時間であれば、今やっているバイトにプラスして勤務することは十分できるのではないかと思っています。

常勤先を退勤した後に始められるオンライン診療バイトも結構あったりします。もし難しいようでも「交渉可」というところもありますので、お問い合わせしてみるのも手です。

「ずっと勤務できる」ことが変わりつつある今

コロナ禍真っ只中の時、「バイト先で勤務時間を減らされた」「バイト先をクビになった」なんていう先生方もおられました。また、求人数が大きく変化し、「スポットバイトをしたくても求人がなくてできない」という時期もあったようです。

今後、医師の働き方改革の波が押し寄せ、バイト事情も変わっていく可能性もあります。つまりは「ずっと一つの勤務先でバイトできる」ことも変わってくるかもしれません。また、常勤先も同様で、一つの病院に留まって働き続けるということが難しくなっていくことも考えられます。

そのようなことを踏まえますと、「複数の働き先を持っておく」ことで、「予期せぬ事態」に陥っても収入が断たれるということがなくなり、いわば「保険」となるわけです。その保険の一つとしてオンライン診療バイトが存在しうるのではないかと思います。

私は産業医をしていますが、常勤の勤務医の先生方よりはやはり雇用的に不安定です。そのため、「備え」の意味でもバイトは継続的にやっていこうと思っています。

地域貢献やスキルアップを目指すバイトとは別に

AGAのオンライン診療バイトのように、「単調に処方を繰り返すバイトばかりでは…」などと思われるかもしれません。

バイトをする意義として、もちろんお金を稼ぐことはあるでしょうが、それ以外に「せっかく診療するなら、地域貢献やスキルアップをしたい」と思われる方もおられるでしょう。

ですので、そうした外来診療、当直バイトなどを行う一方で、プラスαする形でオンライン診療バイトをしてみるのもよろしいのではないでしょうか。身体的、精神的にも負担は軽いと思いますので、十分、掛け持ちは可能なバイトであると思います。

もしご興味がありましたら、エムスリーキャリアや、マイナビDOCTORに求人掲載されていることがあります。ご登録の上、お問い合わせしてみてはいかがでしょうか。

医師が「スキマ時間」をお金に変えられる自宅でのオンライン診療バイト
クリニックでの外来診療バイトを行うとなると、「午前診」「午後診」といった分け方で、基本的には診療時間と通勤で半日は拘束されるということになります。 一方、自宅でのオンライン診療の場合、通勤時間はなくて診療時間のみ。また、診療がない時間につい...
「通勤が大変」という理由でバイトを辞めた医師の話に共感するとともに、オンライン診療をぜひ勧めたい
クリニックの外来バイトを辞めたという医師がいて、その理由の一つが「定時で帰らないと、30分電車を待たなければいけない上に、乗り継ぎがあって面倒」ということだったそうです。 私もクリニックの外来で非常勤バイトをしていますが、そこは車通勤で1時...
タイトルとURLをコピーしました