医師が自宅でのオンライン診療バイトをしていて「稼ぎについて」注意すべきポイント

自宅でのオンライン診療バイトをしていますと、その働きやすさとは別に、「対面診療での外来バイトとは大きく違うなぁ」と実感することがあります。

特に、「稼ぎについて」という面ではやや不安定と言わざるを得ないデメリットがあります。そこで今回は、「稼ぎについて」フォーカスを当ててオンライン診療バイトの実際について書いてみたいと思います。

「発展途上」という点

オンライン診療バイトに参入している企業もあったり、クリニックが「オンライン診療もやってみようか」ということで参入するケースもあります。

つまりは、利益が確実に入ってくるとは保証されておらず、「利益が得られるかもしれないから」とお試しでオンライン診療事業をスタートしてみたというところが少なからずあったりします。

それはつまり、「開始してみたけど、採算がとれなくて赤字だからやっぱやめた」なんてことが起こりうるということだったりします。

実際、「3ヶ月の期間限定でドクターを雇う」というオンライン診療の求人も出ていたりします。「採算がとれるか、まずやってみよう」ということなのだと思います。

企業ならではのスピード感

特に企業が主体となってクリニックを運営している場合、一般的な医師主導のクリニックとは異なり、かなりスピード感を持ってテコ入れをすることも珍しくないと思います。

新規患者数が減っている時期には「医師の勤務時間を減らす」「医師をリストラする」なんてことも速やかにやってたりします。

この点、「今後の新規患者数の増加に期待して…」なんて悠長なことは言っていないと思います。そのため、「今まで自由に入れられたシフトを制限された」「契約期間満了とともにクビ」なんてこともあると覚悟はしておいた方がいいかもしれません。

結構多い「インセンティブ制」

オンライン診療の場合、「なかなか患者数が安定しない」ということもあります。多い時もありますが、「閑古鳥で予約数がスカスカ」なんてことも場合によってはあったりします。

そこでクリニック側も「時給は低めにして、患者さんの数に応じてインセンティブを追加で払う」という制度をとることもあり、対面での診療バイトよりはインセンティブ制を導入しているところは多いように思います。

ですので、「バイト代が安定しない」ということもオンライン診療バイトではあったりします。

以上です。
「バイトが続くかどうか不透明」「雇用状態がやや不安定」「収入的にもインセンティブ制で安定しない」というデメリットを感じることもあります。一方で、私の勤務しているAGAクリニックのオンライン診療バイトは、結構安定して稼げているように思います。

ですので、「安定的に稼ぎたい」ということでしたら、

・開業後少なくとも2年以上は経過している。

・インセンティブ制ではなく「完全時給制」。もしくは時給自体が高めで、インセンティブでの幅があまりない求人。

・クリニック自体が稼ぎやすい自由診療バイト(AGA、ED、ピル処方バイト)

などで条件を選ぶといいかもしれません。もしそのような求人をお探しということでしたら、エムスリーキャリアや、マイナビDOCTORに求人掲載されていることがありますので、ご登録の上、お問い合わせしてみてはいかがでしょうか。

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