「自宅でのオンライン診療」というバイトに興味は持っていても、実際に働いている人はさほど多くないのではないでしょうか。
そもそも求人数が多くないことに加え、本業で「オンライン診療」というものに触れる機会がないというドクターが大半であることから、「わざわざオンライン診療を選んで働く」ということをしないのではないかと考えられます。
平たく言ってしまえば、「慣れ親しんだ業務でバイト」をする方がほとんどで、わざわざオンライン診療をやってみようという人はあまりいないということでしょうね。
そこで今回、私が興味を持っていた「自宅でのオンライン診療バイト」をなぜ実際にやり始めたのか、その3つの理由について書いてみたいと思います。
ビデオ通話会議・面談の増加
私は本業で産業医をしているのですが、コロナ禍ということもあり、ZOOM会議やZOOMで社員さんと面談をすることが明らかに増えました。
今までは「ビデオ通話」というものに抵抗感があったり、ワンテンポ遅れるやりとりに「やりづらいなぁ」と感じていたわけですが、「習うより慣れろ」とはよく言ったもので、今ではすっかりビデオ通話に慣れてしまいました。
この点、同様にオンライン診療というか、ビデオ通話などに抵抗感がある方はいらっしゃると思います。ですが、私と同様に、「習うより慣れろ」で使っている内に抵抗感や苦手意識というのは消えてくるのではないでしょうか。
本当、いつの間にか苦手意識はなくなってしまい、むしろZOOM会議・面談を希望するようになってしまいました(笑)
バイト先でクビの危機?
コロナ禍でかなり患者さんが減った時期もあり、非常勤外来バイトをしていた病院で、「このまま患者さんが来なかったら、バイトをクビにする可能性がある」という噂が流れ始めました。
実際、「バイト時間を減らされた」「クビを言い渡された」なんてドクターも出たというネット上での情報もあり、「ああ、このままクビになっちゃうのかな」なんて危機感を持ち始めていた時期でもあります。
そこで、「新たなバイトを増やして、バイト収入を安定させよう」と考えたことでオンライン診療バイトを始めたのも一つの理由です。
あとは単純に、専門医資格などがあるわけでもないので、「稼げる内に稼いでおかなきゃ」という意識もあったと思います。収入upをしたい、稼ぎたいという思いも後押しになったと思います。
「通勤」の不便さ
上記のバイト先は、かなり自宅から遠く、通勤を不便に感じていました。また、さらに言えば夏場、うだるような暑さの中で通勤しなきゃいけないことに辟易としていたため、「できれば自宅で働きたい」と思ったのも一つの要因です。
通勤時間がなくなり、さらに言えば夏の暑さや冬の寒さから解放される。この点も、自宅でのオンライン診療バイトのメリットでもあります(実際は本業の仕事場からほど近いホテルでバイトしていますが、快適にバイトできています)。
さらに言えば、仕事が始まるまでベッドで寝転んでいられますし、仕事のスキマ合間にNetflixやRadikoを楽しめています。また、仕事が終われば「すぐ飲みに行ける」ということもメリットだと感じています。
以上です。
こうした3つの点が私の「実際にオンライン診療バイトを始めた」キーポイントだと思います。もし同様に「バイトやってみよう」ということでしたら、エムスリーキャリアや、マイナビDOCTORなど、オンライン診療バイトの求人が掲載されているかことも多いサイトをぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。