オンライン診療と一口に言っても、「自宅から診療」を行う求人なのか、「クリニックに出勤して診療」を行う求人なのかという違いがあります。
「同じオンライン診療なら、全部自宅からやってもいいんじゃないの?」と思うかもしれませんが、実は「クリニックに出勤していただきます」という求人は結構あります。
こうした違いなど、オンライン診療バイトの求人を選ぶ上で理解しておきたい3つのポイントについて今回は解説したいと思います。
時給について
時給で言いますと、基本的にクリニックでの勤務の方が時給は高くなる傾向にあります。「診療以外の時間は自由に過ごしていて大丈夫」という自宅での勤務は、それだけで大きなメリットに感じますが、やはり時給面で言えば「クリニック勤務」の方が上になります。
「通勤する手間や時間をかけたくない」「自宅でゆったり過ごしながら勤務したい」というご希望があれば、「自宅でのオンライン診療」にこだわる必要があると思いますが、「それでいて時給も1万円以上」というのはなかなか難しいということになると思います。
「時給が高くなるなら、近くのクリニックだし出勤してもいいよ」ということでしたら、クリニックでのオンライン診療を選択するのも手です。
サポートの手厚さ
自宅でのオンライン診療であっても、コミュニケーションツールを使ってスタッフに問い合わせや相談をすることは可能です。しかしその一方で、ある程度の時間はかかったり、「話をすればすぐに済む用件も、いちいち文面にしなければならない」という煩わしさはあったりします。
一方で、クリニック勤務であれば、近くにスタッフがいるでしょうから、「この薬の値段ってどうなってます?」などとすぐに質問できたりします。
AGAクリニックだと、価格改定やキャンペーンが結構頻繁に行われたりしますので、「薬の値段がいくらなのか」という質問されて「あれ?いくらだっけか…」と困ってしまうことはあります(料金表は一応ありますが、改定されていないことも多い)。
また、オンライン診療で困るのが、たまにあるネット自体やアプリ(ビデオ通話、カルテ)などの不具合だったりします。クリニックでの診療では、すぐにスタッフが対応してくれるので、そうした体制があるのかないのかというのは大きな違いだったりします。
「初心者」のハードルの高さ
私はいきなり自宅でのオンライン診療バイトを始めたので、ツールや診療マニュアルの書かれたURLをメールで送られて「これ読んで備えてね」と言われた時には、戸惑うことも、「うわ大変だな」と思うことも結構大きかったと思います。
しかも、マニュアル自体に誤りがあったり、あるいはすでに新たなルールで動いている部分もあり、それがアップデートされていない部分もあったりと、慣れるまではかなり大変でした。
また、AGA診療自体も初めてだったので、「オンライン診療+AGA診療」に対応するのは結構時間がかかったと思います。こうした意味で、オンライン診療初心者に対するハードルの高さはある程度あると思います。
この点、「まずはクリニックでのオンライン診療から徐々に慣れていく」ということを目指すのも良いのではないでしょうか。
以上です。
自宅でのオンライン診療、クリニックでのオンライン診療、それぞれに一長一短はあり、どちらを選ぶかについては、上記の3点を念頭に置いていただければと思います。
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