「オンライン診療バイト」の経験があれば、求人票を一読しただけでも「ああ、こういうバイトね」と大体分かると思いますが、初めてですと、「ん?どういうこと?」と思われることもあるのではないでしょうか。実際、私も戸惑ってしまいました。
そこで今回、「求人票を見る上で、最低限ここを見ておきましょう」という3つのポイントについて書いてみたいと思います。その3点を押さえておけば、万が一入職したときも「え?思ってたのと全然違う…」ということはないと思います。
なお、給与(インセンティブの有無)や診療内容(自由診療なのか保険診療なのか、主な診療科は何なのかなど)は当たり前すぎるところだと思いますので、今回は省いていますが、以下の記事で触れております。
フルリモートか否か
オンライン診療と一口に言っても、フルリモートで自宅など勤務場所を選ばずにできるバイトと、「クリニックに行って、そこでオンライン診療を行う」というバイトもあります。
最近ですと、問い合わせや応募をした後で「自宅でできると思ったのに…」ということも多いのか、「自宅不可」「クリニックでの勤務になります」としっかり記載する求人がほとんどです。
さらに言えば、「研修はクリニックで行い、慣れてきたら自宅でOK」というところもあります。こうなりますと、少なくとも研修では行かなければならないので、通える場所かどうかは考慮しておく必要があります。
また、クリニックの中でも、「個室でご勤務いただきます」といったところや、一般的な外来ブースのような場所で診療を行うところもあり、その点も記載があるのでチェックしておくようにしましょう。
勤務形態
大別すると、「月曜日の18時~20時」などの日時が固定されている場合、そしてドクターが勤務したい日時を指定して働くという場合があります。
私は後者の方(AGAのオンライン診療バイトです)で働いていますが、求人を見ていますと、固定されている場合の方が多いようです。
なお、日時を指定できる場合も、好き放題シフトを入れられるわけではなく、「週6時間まで」といった制限があることもあります。その点もチェックしておきたいところですね。
試用期間の有無
オンライン診療のクリニックを運営しているのは、「実はIT企業」ということが多くあります。そのこともあってか、ドクターの採用・働きぶりについてはかなり厳しい目を持って見ていることもあります。
そのため、「クレームを多発させる」「接遇がなってない」というドクターに関しては、「契約更新をしない」ということも、ままあります。それに伴い、「試用期間」を設けているところもあるわけです。
「3回勤務してもらい、ダメだったら契約しない」ということもあるわけです。そうした試用期間があるのかどうかはあらかじめチェックしておきましょう。
私の場合も、最初の2ヶ月は業務委託契約であり、その後に非常勤医師として雇われました。仮契約→本契約となった感じでしょうか。本契約となってからも、2ヶ月ごとの契約更新があります。
以上です。
もしご興味がありましたら、エムスリーキャリアや、マイナビDOCTORに求人が掲載されていますので、ご登録の上、お問い合わせしてみてはいかがでしょうか。