オンライン診療バイトをしていますと、こちらは「丁寧に接している」と思っていても実はクレームを入れられていたりすることもあります。あるいは、スタッフからの評判が悪く、「リストラ候補」に入れられてしまうなんてこともあったりします。
オンライン診療バイトは結構入れ替わりも激しく、また一般的なクリニックの対面診療とは異なり、母体となって経営しているのは企業であることも多いため、ドクターも結構厳しい目で見られます。
そんな中、実は「ちょっとした工夫」で患者やスタッフからの好感度が上げられるコツ
があったりします。
「それは私の仕事じゃない」はNG
オンライン診療バイトですと、「クレジットカードを変えたから、決済方法を変えたい」「薬が届かないんですけど、どうなってるの?」「残薬があるから処方薬の発送を遅らせたい」など、診療には直接的には関係ないことも言われたりします。
「それはカスタマーサポートに言ってくれよ…」と内心では思いますし、実際、以前は「それは診療後にカスタマーサポートに連絡してください」と言っていました。
ですが、そうするとどうなるでしょうか?患者さんもカスタマーサポートに連絡をして、先程の話を一からしなければならないですし、カスタマーサポートのスタッフも一から話を聞いて、対処をする必要があります。
クレームにつながる可能性
結果、患者さんもイライラして、ドクターに対しても「なんだ、あの医者は冷たいな。突き放すような物言いで」と思い、クレームにつながることも考えられます。
そもそも患者さんの中には「医者は上から目線」と思っている方も少なくありません。だからこそ、「それはカスタマーサポートで」といった言い方をしてしまうと、結果的には「接客がなってない」と思われてしまいます。
では、どうしたらいいかと言いますと、「わかりました。その旨、カスタマーサポートに伝えておきますね」と言い、「この患者さん、クレジットカードを変えたいそうです。その変更の手続きの方法がよく分かってないようなので、ご連絡していただけますか?」と連絡役を買って出るということです。
「連絡役」も担う
そこで医師が、患者さんから話を聞いてスタッフに伝えれば、スタッフも「わかりました。こちらからお客様にその件について連絡します」となり、かなりの手間が省けます。
そもそもオンライン診療のスタッフ数も、ギリギリで運営しているところは多く、こうしたちょっとしたドクターの気遣いで助けられる部分もあったりします。
ほんのちょっとしたコツですが、これだけでも好感度はかなり変わってくると思います。せっかくゲットしたバイトですので、失わないためにもこうしたことはぜひ心がけてみてはいかがでしょうか。
ただ、オンライン診療バイトは、クリニックが方針転換を頻繁にすることも結構あります。「ちょっとついていけない…」と思った場合は、また新たなバイト先を探すこともよろしいかと思います。オンライン診療バイト求人は、民間医局[PR]、マイナビDOCTOR[PR]などに掲載されていますので、気になる求人についてお問い合わせいただいてはいかがでしょうか。