自宅でのオンライン診療バイトに興味をお持ちのドクターが、まず悩むのが「どんな診療科なのか?どんな業務内容なのか?」というところだと思います。
私も最初、「内科医だし、生活習慣病で通院中の患者さんに処方するようなバイトはないものか」と探していました。しかしながら、そのような求人は少なく、あったとしても希望の条件とは異なっていました。
そこで、AGA治療のオンライン診療バイトがあったため、応募してみることにしたわけですが、今ではその選択はよかったな、と思っています。その理由としては、以下のようなものがあります。
求人数が多い/増加傾向にある
自宅でのオンライン診療バイトの場合、企業、特にIT企業が自社の技術を利用して運営しているケースが多いです。特に求人紹介会社を通じて医師の募集を行っている場合は、やはり企業が多いようです。
その場合、SNSやSEO対策で集客しやすい、ED/AGA、ピル処方などの自由診療のバイトが多いという傾向にあります。つまりは、求人数が多く、今後も増加傾向にあることが期待されます。
求人数が多いだけ、その分、好条件のバイトをゲットするチャンスは増えます。そうしたパイの大きなところを狙ってチャレンジしていく方が得策ではないでしょうか。
競争力の違い
オンライン診療は、集客をSNSやSEOに頼ることが多く、「SNS上に広告を打つ」「クリニックのホームページを検索上位に表示させる」といったことをする必要があります。
となりますと、一般の対面診療メインのクリニックが勝負を挑もうとしてもなかなか太刀打ちできないといった事情があります。そうなりますと、「企業の運営するクリニック」のバイトが長く続ける上では良いということになるわけです。
と、なりますと、上記の理由と相まって、企業の経営するクリニック→自由診療のオンライン診療バイト求人というのが狙い目となるということがおわかりいただけるかと思います。
マニュアルやトークスクリプトなどは重要
オンライン診療でまずつまづきやすいのが、コミュニケーションツール、クリニックのルールに慣れるところです。特に対面診療をメインで行っているクリニックが、「これからオンライン診療も始めます」ということですと、ルールやマニュアルが整っていないというケースもあります。
その点、自由診療のオンライン診療バイトの場合、マニュアル(特に、持病で処方NGの人に処方しないようにするルールなど)やトークスクリプト(どのような流れで診療を行ったらいいのかという話し方のマニュアル)などが揃っていることが多く、「オンライン診療バイトの初心者」にはオススメしやすいと思います。
初心者で不安な時にこそ、こうしたマニュアルの存在は大切で、おそらくですが私の場合、マニュアルがなかったら挫折していたのではないかと思います。
以上です。
もしオンライン診療バイトにご興味がありましたら、私も求人探しでよく使用しております、エムスリーキャリアや、マイナビDOCTORなどがオススメです。
オンライン診療バイトの求人が掲載されていることも多いため、まずはこの2社にご登録の上、求人の問い合わせや検索をしてみてはいかがでしょうか。