オンライン診療の求人を出しているクリニックの「母体」による3つの違い

オンライン診療の求人を出しているクリニックは、その「母体」によって2つのタイプに分かれるように思います。

一つは、実際に対面診療を行っているような診療所が主体で、「オンライン診療行っている」ようなケース。もう一つは、実際には企業が母体で「オンライン診療を行うために」クリニックの体裁をとっているようなケースです。

ではこうした前者と後者では、どのように違うのかと言いますと、以下のようなものがあると思われます。

集客ノルマの違い

診療所が主体ですと、平たく言えば「オンライン診療、どれぐらい儲かるか分からないけど、需要もありそうだし、とりあえずやってみよう」といったノリのところが多いように思います。ですので、「患者さんがオンライン診療を望めば案内する」というような形でしょうか。

一方、企業が母体でありますと、そうはいきません。「オンライン診療」によってしっかりと利益を出す必要があるわけです。SEO対策をしっかりと行い、ネット上でガンガンと広告も出して集客を行います。

結果、注力をどのぐらい行っているのかによって、患者さんの数の差は大きく異なると思われます。

診療科の違い

診療所が主体ですと、その診療科の延長線となる業務をオンライン診療でも行うというところが多いと思います。

一方で、企業がオンライン診療に乗り出すとなると、効率的に利益が上げられるED/AGA薬処方などの自由診療を中心としたものになる可能性が高いと思われます。

もちろん、元々自由診療を行っていたクリニックが「オンライン診療も」と事業拡大を行うケースもあるでしょうから、一概には言えませんが、このような違いが大まかにいってあると思われます。

医師のノルマ・バイト代

やはり必死に集客を行い、ガンガンと集客している企業が母体となるクリニックですと、医師が担当する患者さんの数も変わってきます。

診療所が主体となっているクリニックでありますと、「オンライン診療を希望する患者さんが来たら、担当する」といった感じで、次から次にという感じではないと思われます。

一方で、企業が主体のクリニックですと、「初診10分、再診5分」などと決められ、かなりタイトに診療を行う必要があります。ですが、こうしたノルマの違いはバイト代にも
反映されます。企業主体のバイトの方が当然ながら時給は上です。

診療所が主体のバイトですと、時給4000~5000円+インセンティブ、企業が主体のクリニックのバイトですと、1万円前後といったバイト代になっています。この点、やはり「仕事の大変さ」に比例していると言えると思います。

以上です。
こうした「母体」の違いがあると意識しておきますと、業務負荷の程度、時給の高低なども理解できると思います。もしオンライン診療にご興味がありましたら、

エムスリーキャリア

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