厚労省は、e-learning形式で「オンライン診療研修」を実施しています。この研修を行いますと、「厚生労働省指定オンライン診療研修修了証」が発行されます。
そもそもオンライン診療を行うに当たって、この「オンライン診療研修」を受けておくべきとされており、しっかりとしたクリニック・病院ですと、バイトで働くドクターにも「修了証書を要提出」としているところがあります。
ですので、ぜひ「オンライン診療研修」は受けておくべきであると思います。
オンライン診療研修を受講すべき根拠
「オンライン診療の適切な実施に関する指針」において、そもそも「オンライン診療を実施する医師は、厚生労働省が定める研修を受講すること」としています。
義務ではないでしょうし、受講せずにオンライン診療を行ったところで罰則は特にないとは思いますが、それでも規定されている以上、雇用側が「研修を受けてね。修了証書の写しを提出して」と言ってくる可能性はあります。
ですので、備えておくべき意味でも、ぜひオンライン診療研修を受講しておくことが望ましいと思います。
オンライン診療研修の受講方法
オンライン診療研修の受講を行うには、まず申し込みが必要です。受講の申し込みや受講などについては、
で詳しく解説しておりますので、ご参考にしていただけますと幸いです。
「オンライン診療研修お申込み」からネット上で登録できます。
なお、登録にあたっては、医師等資格確認検索システムに登録されていることが必要であり、こちらに登録されていないようでしたら、まずは登録の申請が必要です(登録申請については、オンライン診療研修お申込みに書いてあります)。
この申し込み・確認が終わりますと、受講者登録メールが送られてきてe-learning形式で受講できます。
オンライン診療研修の内容
オンライン診療研修に書いてありますが、全5講座、トータルで2時間程度の講義が視聴できます。
講座ごとに小テストがあり、それを回答していくことになります。全ての講義を修了しますと、修了証書が送られてきます。
修了証書をゲットできたら、私もオンライン診療求人を探す上で利用しております、「民間医局[PR]」や「マイナビDOCTOR[PR]」にご登録の上、求人を探してみてはいかがでしょうか。