オンライン診療バイトでは、特にIT系企業が母体となっているようなクリニックですと、マニュアル集の中に「トークスクリプト」と呼ばれるものがあったりします。
トークスクリプトは、コールセンターなどでは一般的に使用されているものですが、要は「どのような内容で話すのか」をあらかじめ決めておく「台本」です。
オンライン診療においても、この台本通りに話を進めていけば大枠としては問題なく診療が行えるというわけです。OSCE(オスキー)が導入されている世代ならば馴染みがあると思いますが、自己紹介から始まり…というやつですね。
トークスクリプトの一例 AGA治療編
たとえば、AGA治療をオンライン診療で行う場合、こんなトークスクリプトになると思われます。
医師:AGA○○クリニックの医師・間 黒男です。△△様でよろしかったでしょうか?本日はよろしくお願いします。
内服○ヶ月目とのことですが、体調に変わりはありませんでしょうか?
では、ご希望の薬を処方をさせていただきます。診療は以上となりますが、何かご質問はございますでしょうか?
引き続きよろしくお願い申し上げます。失礼します。
…こういった診療の流れが、「トークスクリプト」には書かれているということです。文言を丸暗記する必要はありませんが、「こういう流れなのね」ということが分かりますので、用意しておいてもらえるとバイト医師としては助かります。
求人情報に書かれていることも
この「トークスクリプト」という一文、求人情報に書かれていることもあります。また、採用面接などで「トークスクリプトを用意しています」といったことを言われることもあるかもしれません。
そんな時、「トークスクリプト?」とならず、上記のような「ああ、診療する流れを書いた台本ね」と思っていただければと思います。
以上です。
私自身もオンライン診療を開始してまだ日が浅い状態ですが、「わざわざ出勤しなくていい」「PCとネット環境さえあればいい」というのがとても働きやすいなと実感できています。
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