自宅でのオンライン診療バイト、採用基準が厳しくなっている理由と対策

自宅でのオンライン診療バイトが始まった直後の頃は、「とりあえず医師を確保しよう」という動きで、あまり採用基準も厳しくなかったようです。

しかし、最近ではその基準はやや厳しくなっており、実際に「採用面接で落とされた」という人もおられるようです。

せっかく見つけた好条件のバイトに応募したものの、採用面接で落とされてしまう…というのは悲しいですよね。

そこで今回は、採用基準が厳しくなった背景と、その対策について書いてみたいと思います。

クレームが命取りに

そもそもオンライン診療を運営しているのは現在、企業がほとんどとなっています。というのも、ネット広告(検索エンジン、SNSの広告)やSEO対策をしっかりと行い、集客するといった芸当は一般のクリニックでは難しい状況です。

裏を返せば、ネット上が集客の主戦場であるわけで、そこでの口コミやSNS上の書き込みにはナーバスにならざるを得ないということになります。となりますと、クレームが多いと困るわけで、接遇をしっかりとできる医師が必要となるわけです。

「感じが悪い」「上から目線で物を言ってくる」「敬語もろくに話せない」なんてことですと、クレームは多くなり、集客に影響してきます。さらには、クレーム対応にマンパワーをとられてしまい、スタッフも大迷惑…なんてことにもなりかねません。

こうしたクレームは経営にも大きく関わってきます。ですので、旧来のような「医師だから大目に見る」といったことが難しくなりつつあり、厳しく評価されるということです。ですが、こうした動きは対面診療中心の病院やクリニックでもあり、オンライン診療に限ったことではないですよね。

採用後も厳しい評価

採用したあとも、実は「仮採用」状態で、しばらくは試用期間があるというところも多いです。加えて、本採用となったあとも「3ヶ月ごとに契約更新」が必要なところもあったりします。

私が勤務しているところもこのパターンです。実際、ドクターの入れ替わりは結構激しめです。

ですので、採用となることも大変ですが、なおかつ勤務を続けるというのもまた同様に結構大変なことだったりするわけです。

対策として

採用の基準としては、「柔和・温和な雰囲気」「受け答えがしっかりとしている」「服装などがきちんとした印象(スーツなど)」などに加えて、やはりオンライン診療ならではですが、「ZOOMなどのビデオ通話ツールが問題なく使用できる」といったことが必要になります。

このあたり、最近のドクターでしたら接遇やマナー講習なんかもしっかりと教育されていることが多く、さらにはマッチングなどで鍛えられてるでしょうから、採用面接対策も自然とできているのではないでしょうか。

採用されたあとは、患者さんへの対応をしっかり行い、クレームをとにかく出さないように心がけることはまず必要なことだと思います。

それに加えて、スタッフからの連絡・問い合わせ・要望などには迅速に答えられるようにしておくことも大事です。このあたり、「スタッフには厳しくあたる」「連絡・反応を返さない」なんてことが続くと悪印象を抱かれる可能性があります。

以上です。
ただ、厳しくなったとは言え、私レベルが勤務できているのでそんなにビクビクする必要はないと思います。逆に言えば、「普通にクレームなく診療ができる」レベルの方であれば採用されやすいと言えます。

もしご興味がありましたら、エムスリーキャリアに在宅でのオンライン診療バイトが掲載されていることもありますので、ご登録の上、お問い合わせしてみてはいかがでしょうか。

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