「非専門医」の内科系医師がオンラインの診療バイト探しを行う上での生存戦略

私は後期研修をドロップアウトする形で辞めており、専門医資格を取得する前に産業医へと転職しています。そうした背景がある中で、「非専門医」のデメリットを痛感する場面もあるわけですが、それを嘆いていても仕方ありません。

そこで今回、私同様で「非専門医」向けにオンラインの診療バイト探しをされているドクターの戦略について書いてみたいと思います。

「非専門医」のデメリット

非専門医ですと、臨床系のバイト探し、特に外来診療バイトでは他の応募者に「競り負ける」ことが増えると思います。

対面診療での外来診療バイト、しかも専門外来でない一般内科募集の求人であっても、「エントリーしたけど、採用面接にすらこぎつけられない」なんてことがあったりします。

「非専門医である産業医が臨床系バイトを探す」ことで結構悔しい思いをするのだということが、最近よくエントリーしてよく分かりました。

たしかに、雇う側からすれば、「非専門医より専門医を」と思うのはたしかだし、履歴書を比較する段階で「非専門医が弾く」というのは理解できますし、「そりゃそうだよな」と思う次第です。

では、非専門医がオンライン診療バイトで採用されるのはどうしたらいいでしょうか?

自由診療バイトを検討する

私の場合、内科系の対面/オンライン診療外来の求人にエントリーしても、「弾かれてしまう」ということがありました。そもそも採用面接にすら到達しないということからして、やはり非専門医、日常的に診療を行っていないことが原因であることは明白であると思われます。

となりますと、「経験不問」といった求人の中で選択をするということを検討すべきかな、と思われます。それはつまり、オンライン診療バイトでも結構求人がある、自由診療バイトの選択です。

「自由診療」と一口に言っても様々なものがありますが、最近よく目にするのが「AGA診療」のバイトです。ピル処方の場合は、「産婦人科医のみ」といった制約がありますので、その点、AGA診療は間口が広いと言えます。

AGA診療を経験しておくメリット

AGAのオンライン診療バイト求人の中には、「AGA治療経験者のみエントリー可能」といったものもあります。つまり、それは裏を返せば、「経験しておくと、採用されやすくなる」ということが言えます。

この点、「オンライン診療を経験してみたいけど、内科外来は求人が少なく、ハードルも高い」という場合には、AGA診療バイトも視野に入れて検討してみてはいかがでしょうか。

また最近、時給1万円以上のバイト求人も増えてきており、「誰でもできる低時給バイト」というイメージはやや変わりつつあります。

もし、オンライン診療バイトをお探しということでしたら、エムスリーキャリアや、マイナビDOCTORに掲載されておりますので、ご登録の上、お探しいただいてはいかがでしょうか。

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