フルリモートの「オンライン診療」バイトのメリットと言えば、「出勤時間不要」「転居してもバイト先を変える必要がない」「育児・介護などでバイトをしづらい時にも働ける」といったことが挙げられます。
こうしたメリットが多くあるからこそ、バイトとしては非常に人気で、求人が出てもすぐに充足してしまうという傾向にあります。
ただ、「デメリットがないか?」と言われればそうではなく、バイト選びをする上ではしっかりと考慮すべきこともあったりします。
デメリット1 時給が低くなる可能性
クリニックに出勤をして勤務をするバイト、そしてフルリモートで自宅から勤務をするバイトを比べると、やはり前者の出勤をする方が時給は高くなる傾向にあります。
医師のバイトで言いますと、「大体、時給1万円ぐらいかな」という感覚であったりしますが、フルリモートだとそれを下回ることも珍しくはありません(5~8千円程度の求人は比較的多いかな、という印象です)。
もちろん、中には時給1万円などの求人もあったりしますが、「1万円以下の求人はナシ」と考えていると、なかなか該当する求人がなく応募できないということもあったりします。
デメリット2 自由なシフトの落とし穴
フルリモートのバイトの場合、「事前に自分の希望するシフトを提出し、クリニック側が承認してバイトに入る」というところが結構あります(逆に、水曜16~20時、のように固定シフトのところもあります)。
「スキマ時間にバイトし放題だぜ」と思われるかもしれませんが、あまり患者さんが予約を入れていない日時では当然シフトが入れませんし、他の医師と希望がかぶってもシフトに入れない、ということにもなります。
なので、「働きたくても、なかなか入れない」というもどかしいことも結構ありますし、逆にシフトに入れていたにも関わらず、「患者さんが思ったより予約してこなかったので、やっぱりなし」とシフトをキャンセルされるということもあります。
デメリット3 「機会損失」の落とし穴
ちょっとしたスキマ時間に働けるようになりますと、「せっかく空いた時間があるのだから働こうか」と考えるようになったりします。その結果、「空き時間があるのに働かないのは損だ」という思考になってしまう可能性があります。
つまりは、その「機会損失」を考えてしまうようになり、本来はしっかりと休日に休むべきところ、無理をして「バイトをしよう」と考えてしまうことにもなりかねません。
私もまんまとこの機会損失の罠に陥ってしまって、せっかくの家族の時間にバイトをしてしまったり、休日に出かけたりすることをやめてしまったこともありました。これはやはり望ましくないとは思いますので、「ほどほどに」しておくことも必要です。
以上です。
ですが、オンライン診療バイトをやっている立場から言えば、上記のデメリットを差し引いても、「出勤・帰宅時間ゼロ」「夏の暑さ関係ない」といったフルリモートのメリットは余りあるほどと感じています。もしご興味がありましたら、
などに掲載されていますので(オンライン診療の検索チェックボックスがあります)、求人についてお問い合わせしてみてはいかがでしょうか。

