AGAやEDなどの自由診療オンライン診療を利用する「よくある患者像」の3つのパターン

私自身、自由診療のオンライン診療バイトをやっているわけですが、都内勤務であることもあり、「そんなの、勤務帰りにちょっと寄ればすぐに薬出してもらえるじゃない。なんでオンライン診療を受けたがるのかな?」と思ってしまっている部分がありました。

ですが、そうしたオンライン診療バイトを続けている内に、「なるほど、それでオンライン診療を受けたいのか」と分かってくる部分もありました。

そこで今回、AGAやEDなどの自由診療オンライン診療を利用する「よくある患者像」のパターンについて書いてみたいと思います。

地方で周囲にクリニックが少ない

オンライン診療を利用される方の多くが、首都圏ではなく地方の方であることに気づきました。

都内などであれば、すぐに手間なく受診、ということができるかもしれませんが、やはり地方でありますと自由診療を実施しているクリニックは少ないということになってしまうと思います。

ですので、首都圏住まいということではなく、クリニックにアクセスしづらい方々がよく利用されているということは言えるのかもしれません。

治療費でより安いところへ乗り換え

AGA治療の患者さんは特にそうですが、「より治療費の安い方へ」と流れる傾向にあります。ネットですぐ調べれば「あ、こっちのクリニックの方が安い」ということであれば、すぐ予約をとって乗り換える、なんてこともよくあります。

実際、私も「初診でも、すでにAGA治療は他院では行っていて、あとは月々の治療費と相談ですね」という患者さんを結構な数、診療しています。

オンライン診療だけで完結するとなれば、その乗り換えも容易いため、それはオンライン診療を利用したいと思うよなぁ、と思った次第です。

個人輸入と対面診療の間といった位置づけ

個人輸入で既にAGAの治療をしているという人もおり、「だけど、個人輸入の薬はニセモノもあって不安。それなら、クリニックで出してもらおうかな」と考える場合もあります。

ですが、「既に治療もしていて、薬のことも分かっている。それなのにわざわざクリニックへ行くのは面倒だから、それならオンライン診療で薬を入手して治療を継続したい」という方も中にはおられます。

いわば、「個人輸入と対面診療の間といった位置づけ」でオンライン診療を利用しているイメージでしょうか。

以上です。
その他、「SNSの広告で利用してみようかなと思った」という方も比較的多くいます。こうした方が新患の方としてやってくるわけですが、ある程度診療を続けていれば、対応も分かってきますので、さほど不安にならずとも、まずはバイトをやってみるのもよろしいのではないでしょうか。

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