オンライン診療バイトの求人は、まだまだ希少ということもあって、出たら「興味あるし、とりあえず応募してみようかな」と思われるかもしれません。
ですが、ちょっとお待ちを。「オンライン診療バイト」の中でも、好条件な求人というものは存在しています。「とりあえず応募」というのではなく、まずは以下の3つのポイントで求人をしっかり精査してみてはいかがでしょうか。
「時給」の見方
医師の外来バイトと言いますと、時給1万円~というところが多いと思われます。しかしながら、オンライン診療ですと、ややその相場からは外れています。
よくあるのが、「時給5千円+インセンティブ」のような形です。これは、「時給5千円に加えて、患者さんを診療すればするほど報酬が高くなりますよ」という意味です。たとえば、インセンティブは患者さん一人当たり500円程度で、6人診療すれば+3000円、トータルの時給は8000円ということになります。
その中で、「時給1万円」といった求人はかなり好条件であると言えます。ですので、こうした求人が出ていましたら、逃さずチェックしておきたいところです。私もすかさず応募しました(笑)
業務内容について
オンライン診療バイトですと、保険診療の中で「診療メイン」なのか(生活習慣病に対する処方、健康相談・受診案内、皮膚病変の診断・治療)、それとも自由診療で処方メイン(ED、AGA治療、ピル処方)なのかといった違いがあります。
また、完全予約制のところが多いですが、その中で「1時間あたりでどれぐらいの患者さんを診療するのか」というところも業務量に関わってくるので、ぜひ調べておきたいところです(初診10分、再診5分など)。
おおよその感覚ですが、「10分で1人を診察」というのは問題なくこなせると思います。逆に5分で対応するのは、結構慣れが必要ですし、3時間もやると疲れてきます。こうした点も、ぜひチェックしておきましょう。
すぐやめたり…しないよね?
オンライン診療は、まだまだ発展途上といった感があり、「とりあえずやってみよう。儲かったら続けるけど、儲からなかったらすぐやめるよ」というところは少なからずあります。
こうした事情は
こちらにも書いておりますが、やはり「続くかどうか」はバイトをする身からすると非常に重要です。チェックしたいのは、
・オンライン診療をスタートして数年経っている。
・クリニックを実際に運営しているのはIT系企業で、事業としてしっかり成り立たせようとしている(事業計画がしっかりしてる)。
・集客ができており、すでに一定数患者さんがいる。
・すでにマニュアルがしっかり用意されている。
などであり、こうした点はなかなか募集先に聞けないこともあるでしょうから、そうした時は、求人を紹介しているエムスリーキャリア、民間医局
などに応募前、問い合わせておくとよろしいでしょう。
なお、実際に私が求人を探している方法は、
こちらに掲載しておりますので、ご参考にしていただけますと幸いです。