オンライン診療を専業として運営できているクリニックというのは、基本的に企業、特にIT企業が実質的に運営するところが多いです。
これはなぜかと言いますと、SEO(検索エンジン最適化)対策やネット広告を武器に、新規顧客を獲得できるということが最低条件なクリニックであるということになります。
一方で、対面診療を行いつつ、オンライン診療も対応しているというクリニックもあります。こちらの場合は、対面診療からオンライン診療へ顧客を流入させることもできるため、立ち位置としては、対面診療をオンライン診療に拡張させたというようなことが言えると思います。
その1:「新規事業立ち上げ」のタイミング
オンライン診療専業にせよ、対面診療+オンライン診療にせよ、「新規事業立ち上げ」のタイミングではバイトの求人が出てくることになります。
最近ですと、まだまだレッドオーシャン(競争過多)の状態ではないようで、まだまだ新規参入してくる企業もあるようです。ですので、こうした新規参入してくる企業のクリニックは求人が多く出される傾向にあります。
その2 「医師の入れ替え」タイミング
新規事業立ち上げのタイミング以外では、「医師の入れ替え」タイミングでも求人数が比較的多く出てきます。
クリニックの運営が進む中で、「顧客からのクレームが多い」「診療がいい加減でスタッフに迷惑をかける」というドクターがいた場合、契約を打ち切ってドクターの入れ替えを行うということが行われます。
こうしたことを見越して、「契約は3ヶ月ごと」などと短めに区切って契約更新が行われることもあります。
以後、随時、事業拡大のタイミングでドクターの増員が行われることもあり、そこで求人が出ることもあります。
エントリーするべきタイミング
では、どのタイミングで求人にエントリーすべきかということですが、オンライン診療に不慣れ、あるいは「内科医でAGA診療は始めて」というような方の場合は、新規事業立ち上げのところですと「クリニック側に振り回されて大変」ということもありますので、ドクターの入れ替えあるいは事業拡大のタイミングの求人にエントリーすることが望ましいと考えられます。
また、新規立ち上げのタイミングでは、「オンライン診療経験者を優先的に採用したい」という企業も多く、経験者はチャンスであると言えます。
ですので、オンライン診療未経験、自由診療未経験者は「まずは経験を積むため」希望条件を高くしすぎず、まずは初めてみて「次のバイト探しで希望条件を高くしていく」ことを検討するのも良い戦略であると思います。
以上です。
もしオンライン診療バイトにご興味があるということでしたら、私も求人探しで利用している、エムスリーキャリアや、マイナビDOCTORがオススメですので、ご登録の上、お探しいただいてはいかがでしょうか。