採用面接がある以上、求人に複数のドクターが応募していれば「不採用」という方が出てしまいます。特に自由診療の分野で、しかもAGA・ED治療などの処方メインの仕事ですと、参入障壁も低いため「時給が良い」といった求人ですと倍率も自然と高くなります。
一度だけであれば「たまたまかな」ということもあるでしょうが、採用面接で繰り返し「落ちてしまう」場合、やはりなんらかの原因があると考えられます。
そこで今回の記事では、「オンライン自由診療(AGA・EDなど)のバイト採用面接で落ちてしまう人の3つの特徴」について書いてみたいと思います。
社会人としての一般常識
まず大変基本的な部分ですが、「必要書類をしっかりと揃え、できるだけ早く送る」「メールの文面がマナーを守っている」といったことはできているでしょうか?
「履歴書を送って欲しいのに、なかなか送ってこない。しかも、送ってきたと思えば誤字脱字ばかり…」「メールの文面や、電話での受け答えがなっていない」などといったことですと、やはり「お断りです」とされてしまう可能性があります。
忙しい業務の合間でバイトへの応募されるているのはわかりますが、それでも応募する以上はいい加減ではなく、しっかりと対応すべきであると思われます。
面接時でのポイント
面接では、やはり専門知識や経験というよりは「人柄重視」というところが大きいと思います。一般的には「柔和で人当たりがいい=お客からクレームが出ず、スタッフ受けもいい」ですので、そのような医師が採用されやすいと思います。
実際、私も採用面接時に「患者さんというよりは、『お客様』という対応が必要となります」「やや柄の良くない患者様もおりますが、ご対応いただく必要があります」といった注意点をあらかじめ提示されました。
横柄な態度や言動になってしまってはいないか、緊張で表情が強張ってしまってはいないかといったところはまずチェックしましょう。また、清潔感がない髪型や、ラフすぎる格好などもNGですので注意しましょう。
「オンライン診療」ならではのポイント
採用面接も「あえてZoomやGoogle Meetで」としているところもあります。それは「そうしたアプリやシステムを利用できるか」ということもチェックしていると考えられます。
「時間になったのに、手間取って入室できない」「マイクが繫がってなくて使えない」なんてことがあったりしますと、「ああ、この人はこうしたアプリなんかが使えない人なんだ」と判断されてしまう可能性があります。
また、採用されたとしても、「スタッフとのやりとりをするSlack、マニュアルが書かれたnotion」などが十分に活用できないと「試用期間だけで本採用はなし」なんてこともあったりすると思います。
こうした点は、「郷に入りては郷に従え」ではありませんが、そのクリニックや病院のシステム、やり方にしっかり順応するように努力しましょう。
以上です。
ただ、落ちてしまったからといって、落ち込んでいる暇があったら「さぁ、次だ!」と気持ちを切り替えましょう。私が実際に求人を探している方法ですが、基本的には
・民間医局
をよく利用しています。こうしたサイトでは「オンライン」などのキーワードで求人を検索できますのでとても便利ですよ。