自由診療のバイトと一口に言っても、美容整形のように手術を伴うバイトもあれば、AGA診療あるいは医療脱毛のバイトなど問診ベースで手技を伴わないものもあります。
そもそも私はガッツリと「自由診療で生きていく」という考えはありませんので、「お金を稼げれば良い」ということで「手技不要・問診メイン」のバイトを行っています。
そこで今回は、「手技不要・問診メイン」のバイトで稼ぐ上で大事な心得についてお伝えできればと思っております。「自由診療のバイト、興味はあるけど…」という方にご参考になれば幸いです。
ポイント1 相手は「お客様」
採用面接の際にも聞かされるとは思いますが、相手は患者さんというよりは「お客様」であり、接遇面での配慮はより一層求められます。
「◯◯様」と呼んだり、物腰柔らかく、礼儀正しく、ダラしない格好などクレームに繋がるようなことはNG。そもそも求められるのは診療自体よりも、接遇部分であったりもするわけです。「お客様を相手にしている」という意識はやはり常に持っておく必要はあると思います。
そもそもお客様の中には、ドクターが「上から目線で話してくる」と思っている方も多いため、「腰を低く、バカにした態度はもってのほか」と思って接することを心がけた方がよろしいかと思います。
このあたりの態度や言動は、やはり採用面接の中でチェックされます。場合によっては「面接で落とされる」ということもあると思いますので、注意しましょう。
ポイント2 スタッフの対応も重要
クリニック側は、「ドクターの横柄な態度や言動で、スタッフが辞めてしまう」ということも非常に重大なことであると考えます。そのため、スタッフに対する態度や言動というのも重要なポイントとなります。
ただ、それほど難しいことではなく、「挨拶をしっかりする、コミュニケーションをしっかりとる、仕事の依頼や相談をされたら嫌な顔をせず引き受ける」という、ごく基本的なことを守れば良いと思います。
挨拶は出勤時に大きな声でしっかりと「おはようございます」と言い、退勤時には「お疲れ様でした、お先に失礼します」といったことをしっかりと言うことです。「何を当たり前なことを。バカにしてるの?」と思うかもしれませんが、意外とできていない人もいるんです。小声で、何を言ってるか分からない、不機嫌な様子でする挨拶ではダメですよ。
「コミュニケーションをしっかりとる」とは、話しかけられて「目も合わせず、PCやスマホを見ている」なんていうのはNGであり、話をしっかり聞くことも大事です。お客様についての報告・連絡・相談をしっかりと行い、「情報を伝えないで放っておく」なんてことはやめましょう。
ポイント3 「求められたこと」をする
AGA診療にせよ、医療脱毛の問診バイトにせよ、しっかりとマニュアルやトークスクリプト(台本)が用意されているところが多いです。それは不慣れな未経験者のために用意されているものであるという一面もありますが、「ドクターにやって欲しいこと、やって欲しくないこと」がそこに記されているわけです。
マニュアルの内容も把握していないような診療では困ってしまうわけですが、逆に「我流で余計なことをして、トラブルやクレームに繋がる」なんてことも困るわけです。
それはスタッフからの求めについても同様であり、「この人はどのようなことをして欲しい、言って欲しいと希望しているんだろうか?」と先読みをしつつ応じるという姿勢は大事なことだと思います。
以上です。AGA診療バイト、医療脱毛の問診バイトなどは医師バイトドットコム[PR]、民間医局[PR]などに求人が掲載されていますので、ご登録の上、ご相談いただいてはいかがでしょうか。