「オンライン診療」と聞いた場合、「どのようなことを診療するのか?」という内容を説明できる人は結構少ないのではないでしょうか。
というのも、オンライン診療が始まったのも最近の話ですし、さらに言えばコロナ禍を背景として拡大していったという側面がありますので、本当にここ2~3年で認知され始めたと言ってもいい分野です。
今回の記事では、その「オンライン診療の診療内容」とは一体何なのかということについてご説明させていただきます。
内科系のDO処方
高血圧、糖尿病、高脂血症といった生活習慣病で、ほぼ決まった内服薬を処方されているという患者さんがオンライン診療を利用するというケースがあります。
状態が安定しているという方に限るでしょうけども、「同じ薬でOK」といった場合には重宝される診療であると思います。もし採血や精査が必要ということでしたら、「居住地近くのクリニック・病院を紹介する」といったことを行うケースもあるようです。
なお、処方薬については、薬局に処方箋をFAXで送る、あるいは内服薬自体を郵送するといったことを行っているところが多いです。
ED・AGA薬、低用量ピルなどの保険適応外処方
ED・AGA薬など、保険適応外の薬を処方する際の診察をオンライン診療で行うケースもあります。
ED薬であれば、禁忌となる心疾患・内服薬との飲み合わせの問題はないかといった確認を行ったり、AGA薬であれば頭髪の状態の確認なども行うところも多いです。こうした診療であったり、あるいは低用量ピルの処方も行っているクリニックも多いです。
こうした形でのオンライン診療は比較的多く、今後も求人としては増えていくのではないかと思われます。
「問診」主体の診療
美容外科で、医療脱毛前の問診をオンライン診療で行うといったケースもあります。チェックすべき内容などもマニュアルであらかじめ決まっているところが大半で、その問診事項にそって確認をしていきます。
最近ですと、「コロナ後遺症」についての問診を行うといったバイトも存在します。やはりオンライン診療自体、「問診」が中心となると思いますので、こうした活用は今後も増えてくるのではないかと思われます。
以上です。
総じて、「内科」「美容外科」「皮膚科」「婦人科」などの診療の一部がオンライン診療で行われているといったイメージでしょうか。基本的には状態が落ち着いている患者さんがほとんどですし、覚えることも少なく、「判断に困る」といった場面も少ない診療であると思います。
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